新聞クイント2017年11月(お試し版)
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2017年11月10日(金) 第263号3パネルディスカッションの様子。 今月のニュース社 会民公開セミナーを開催するに至った経緯などが述べられた。 つづいて、石井信之副理事長(神奈川歯科大学教授)による基礎講座では、歯内療法とはどういったものか、また、う蝕を放置した場合のデメリットなど、イラストなどを多用しながら参加者にわかりやすく解説がなされた。 つぎに、松島正和理事・事務局長(東京都開業)による実践演習では、ブラッシング時に磨きの残しの多い箇所へのアプローチ法について、動画やイラストとともにポイントが解説された。 トークセッションでは、渡辺満里奈さん(タレント)を迎え、「こころとからだ、生活の整え方~親子の健康作りを交えて~」と題したゲストトークが展開された。子育てにおける口腔のケアで気を付けていることなど、自身や家族の歯や口腔にまつわるエピソードが紹介された。その後、石井氏、松島氏、渡辺さんによるパネルディスカッションが行われ、事前に寄せられた多くの質問に対して1つひとつていねいに回答するなど、終始和やかな雰囲気に包まれ、盛会裏に終了した。市民公開セミナーで歯内療法を啓発(一社)日本歯内療法学会 10月1日(日)、時事通信ホール(東京都)において、市民公開セミナー(一般社団法人日本歯内療法学会主催、五十嵐 勝理事長)が「歯も、いい根がいいね!~歯は一生の友達、根は一生の支え~」をテーマに開催され、市民ら約350名が参集し盛会となった。 五十嵐 勝理事長(日本歯科大学生命歯学部教授)による開会の挨拶では、本学会の概要や本年4月に日本歯科医学会専門分科会に認定されたことを受けて、広く国民に歯内療法についての啓発活動を行うため、今回初めて市 今月のニュース学 会よる本学会とタイインプラント学会との調印式が執り行われ、今後の両学会間における積極的な交流を誓った。その後、医学系研究に関する倫理セミナー(小川重人氏、東北大学病院)と専門医教育講座(末瀬一彦氏、大阪歯科大学)が行われた。 23日から24日にかけては、川島隆太氏(東北大学加齢医学研究所所長)の特別講演をはじめ、Dr. Mario Beretta(ミラノ大学)、Dr. Hugo De Bruyn(ゲント大学)、Dr. Homa H. Zadeh(南カリフォルニア大学)らによる海外招待講演が行われた。角化歯肉の存在とインプラントの長期予後との関係性、インプラント周囲炎の原因と表面構造との関係、即時埋入の治療プロトコールなどについて語られた。 その他、シンポジウム、研究発表、一般口演、ポスター発表、歯科衛生士・歯科技工士セッション、市民公開講座など多数のプログラムが組まれた。ペリオやエンド、口腔外科、審美、デジタル、高齢者歯科など各分野のスペシャリストがフロントランナーとして最新の知見を供覧し、盛会となった。 9月22日(金)から24日(日)の3日間、仙台サンプラザおよび仙台国際センター(宮城県)において、第47回公益社団法人日本口腔インプラント学会学術大会(西郷慶悦大会長、渡邉文彦理事長)が「インプラント治療が拓く未来~ミート・ザ・フロントランナー~」をテーマに、約3,600名参集のもと、盛大に開催された。 22日は開会挨拶に続き、Dr. Somchai Sethasirisombat(タイインプラント学会会長)と渡邉文彦理事長(日本歯科大学新潟生命歯学部)にタイインプラント学会との調印式の様子。第47回学術大会、仙台に約3,600名が参集(公社)日本口腔インプラント学会満席となる多職種の参加で盛況となった。 今月のニュース社 会災害時の“食べる支援”を多職種でディスカッション日本災害時公衆衛生歯科研究会 9月16日(土)、東京医科歯科大学において、検討会「災害時の“食べる支援”における多職種連携とその目的」(日本災害時公衆衛生歯科研究会主催)が開催され、82名が参加した。 第一部では、まず後藤 大氏(宮崎県開業、宮崎県歯科医師会)による「熊本地震の歯科支援の経験を地域に活かす多職種協働に向けての取り組み」と題する講演が行われた。後藤氏は、熊本地震の支援に携わった経験を振り返りながら、平時からの地域における食支援を通した多職種連携の重要性を強調。また、自身が代表世話人を務める多職種参加による地域力を高めるための研修会や事例を紹介するとともに、災害時を見据えて普段から横のつながりをつくる大切さを訴えた。 つづいて、横山茂幹氏(言語聴覚士、宮崎JRAT、日南市立中部病院リハビリテーション科)による「災害時における食を支えるチームの役割~歯科と言語聴覚士の協働からみえてきたもの~」と題する講演が行われた。横山氏はJRAT(大規模災害リハビリ支援関連団体協議会)および宮崎JRATの活動を概説するとともに、熊本地震で歯科と協働した支援活動を報告。また、宮崎県が被災した場合を想定した受援者側の研修会や体制づくりについても言及し、参加者の注目を集めた。 第二部では、中久木康一氏(東京医科歯科大学大学院)による進行のもと、医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、管理栄養士、言語聴覚士がそれぞれの立場から連携推進のための現状や課題などがディスカッションされ、食べる支援に対して意識の高い参加者で満席となった会場は熱気に包まれていた。 今月のニュース社 会羽村 章専務理事(日本歯科大学生命歯学部長)より私立歯科大学・歯学部の設立経緯や協会の事業内容について概説された。 引き続き、髙田 訓氏(奥羽大学歯学部口腔外科学講座教授)による講演「自分では分からない口腔がん」が行われた。髙田氏は口腔がんの認知不足や検診が普及していない現状に触れ、多数の症例を供覧しながら「目に見えるがん」の早期発見の重要性と検診普及のための定期的な歯科医院の受診を強調した。 つぎに、疋田一洋氏(北海道医療大学歯学部口腔機能修復・再建学系デジタル歯科医学分野教授)が「歯科治療で進む技術革新の流れ~先進医療から生まれたCAD/CAM冠~」と題して登壇。疋田氏は、歯科用CAD/CAMシステムの変遷について自身の研究に触れるとともに、デジタル化の進展がもたらす歯科技術の新たな可能性など、患者さんはもとより歯科医療従事者のメリットについて言及。また、今後普及が見込まれる口腔内スキャナーなどについても最新情報を披露した。 10月12日(木)、コンファレンススクエアエムプラス(東京都)において、「~急成長を遂げる、歯科医療が見据える国民健康の最前線~第8回歯科プレスセミナー」(一般社団法人 日本私立歯科大学協会主催、三浦廣行会長)が開催された。本セミナーは、主に一般マスコミ向けに2010年より開催され、第8回目となる。今回はテーマを一新し、最先端の歯科界の取り組みが披露された。 会場では三浦廣行会長(岩手医科大学副学長・歯学部長)による開会挨拶後、質疑応答に臨む髙田氏(写真左)と疋田氏。一般向けプレスセミナーで歯科界の最新情報を発信(一社)日本私立歯科大学協会無料DENTAL NAVI歯科ナビ学会・講演会・研修会・セミナーへ行こう学学歯科医療従事者向けの待望のアプリが誕生!!待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生待望のアプリが誕生!!!!!!!!歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの歯科医療従事者向けの主な機能プッシュ通知機能検索機能カレンダー機能お気に入り登録機能学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せる学会・講演会・研修会・セミナーなどの情報が簡単に探せるバージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!バージョンアップしました!歯科医院・歯科技工所と求職者をつなぐ専門求人サイト求人に関するお問い合わせは、広告課まで TEL 03-5842-2274歯科Q人検索詳しくは・・・歯科業界専門の求人サイトでかんたんに求職 !!PC・スマートフォンからアクセス!!〒113-0033 東京都文京区本郷3丁目2番6号 クイントハウスビル

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