デンタルアドクロニクル 2011
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情報特集:今、もっとも“HOT”な研修・セミナー情報!Maxis Implant Institute【Maxis Implant Institute】 1991年に開講。インプラント治療による顎口腔系機能再建スキルの向上を目的としたコースを展開している。 少人数制の「Starting Course」と、さらにインプラント外科を深く学びたい歯科医師のために、術式別の年間コース「Continuation Course」、インプラント界のフロントラインを対象とした「Advanced Course」も設けている。昨年より初学者を対象に、2日間の「Basic on Basics Course」を開設、さまざまなレベルの学習者に門戸を開く。海外の著名な臨床医を含め、ハイレベルの専門家を多く講師に招いているのが特徴である。講師 波多野 尚樹 Naoki Hatano1972年、日本歯科大学歯学部卒業。1977年、波多野歯科医院開設。1982年、医療法人慈皓会開設。現在に至る。Maxis Implant Institute主宰。予防とインプラントを両軸に、顎口腔機能ならびに審美の獲得・維持のための包括的な治療を行っている。豊富な経験と科学的知見に基づき、患者にとって最適な治療を実践。みずからの臨床データをもとに、海外学術雑誌への投稿も積極的に行っている。顎口腔系の治療を行う歯科医師の育成をめざす 国内のインプラント治療黎明期より、業界を牽引してきた波多野尚樹氏主宰のMaxis Implant Instituteは、顎口腔系の機能の再建、特にインプラントを用いた欠損部の機能を再建するための術式の習得を目的とする研修会である。単なる対症療法ではなく、顎口腔系の問題の原因を探り治療する歯科医師の育成が目標だ。 Maxis Implant Instituteは、歯内療法、咬合、補綴、ペリオ等を包含した包括的な視点でインプラント治療を勉強していきたい若い歯科医師にとって、絶好の研修の機会を提供するために設立された。それは、インプラント治療は独学だけで上達しないことを痛感した波多野氏の苦い経験が発端であった。 今やインプラントのベテランである波多野氏でも、ブローネマルクインプラントに取り組み始め、基礎コースを修了した当初は成果が思うように上がらなかったそうだ。長い間咬合と補綴の勉強を続けて、インプラントに関しても十分な経験を積んできた自負があっただけに、頭を悩ませていたという。 そんな折、波多野氏は当時ノーベルバイオケア社の社長であったフォーヌマルク氏より、スウェーデン・マルメ総合病院で口腔外科分野の病院長を務めていたLars Kristerson氏を紹介される。「Kristerson先生が年2回、2泊3日くらいで来日し、私は年1回、1週間スウェーデンに行くという形で指導を受けました。指導は英語で行われましたが、苦手なので困って。でもオペの凄さは、見ればわかりました」 切開から、剥離、埋入、縫合その他すべてが違う。とても細かく繊細な手技だった。フォーヌマルク氏が言ったとおり、いかに自分が独学で得た勘と経験だけに頼ってきたかを痛感したという。 独学では、インプラント治療を本気で学ぼうとしても結果は出ない。『勉強というのはとにかくよい先生について学ぶほかない、僕もそうであった。』これはKristerson氏の言葉だそうだが、Maxis Implant Instituteはこの言葉を体現した、よき指導者としての研修会といえよう。研修医からのスタートを歓迎 Maxis Implant Instituteには、大別して段階別に以下4つのインプラントセミナーが存在し、症例検討や実習、ライブオペといった多彩な講義が行われている。いずれも若い歯科医師を根本的に育て上げたいという講師の強い思いが反映された内容になっている。◆Basic on Basics Course 初学者には当コースの受講をすすめたい。昨年から開設された当コースでは、インプラント治療の基礎を学び、インプラント治療を実践していくうえでの目標と自信をつけることができる。波多野氏は若い歯科医師を取り巻く厳しい状況を考慮し、若患者さんに支持していただける歯科医師を育てたいペリオ補 綴インプラントエンド矯 正咬 合108

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