デンタルアドクロニクル 2011
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情報特集:今、もっとも“HOT”な研修・セミナー情報!次々と人が育つ名門、そのわけは? 1988年の設立より23年。JIADSの受講者数は、延べ6,500人にのぼるという。しかもリピーターも多い。当時4人だった講師も、今ではその数総勢32人にまで増加。全員が元受講生であるという事実、さらに理事長の宮本泰和氏をはじめ、日本をリードし、かつワールドクラスの臨床医を数多く輩出してきた。その国内外での学会発表数、文献数は他の組織に追随を許さない。まさに名門。「次々と人が育つ研修会」である。その秘訣はどこにあるのか?総合、専門の両方が学べる構成 JIADSの創立者の一人である小野善弘氏は、1980年代にボストンの歯周病専門医、Drs. Kramer & Nevinsに歯周治療学を学んだ。彼らの長期的に安定した多くの症例に衝撃を受けた同氏は、明確なコンセプトを持ち、科学的根拠に基づいた治療を行えば、永続性のある治療結果が得られることを確信した。帰国後、小野氏は補綴専門の中村公雄氏と歯周と補綴のチームを組んだ。今でいう「インターディシプリナリーアプローチ」の走りである。 そのノウハウを多くの人とシェアするために設立され、「臨床で遭遇するどんな症例にも対応できる臨床力、より確実で長期的に安定性のある治療結果をだすための裏づけとなる科学、手技を学ぶ場」がJIADSだ。 そのコースは、①ペリオ6ヵ月コース、②再生療法コース、③インプラント4日間コース、④Perio Implantアドバンスコース、⑤開業医の為のL.O.T(限局矯正)コース、⑥エンドコース、⑦エンドアドバンスコース、⑧補綴コース、⑨ハイジニストコースから構成されている。 ①のペリオ6ヵ月コースは、いわばJIADSのコアとなるコース。ここでは、歯周治療を中心に診査、診断、全体の治療計画の立て方とオプション、初期治療、各種切除療法、プラスチックサージェリー、再生療法などとともに、患者とのコミュニケーションなどを総合的に学ぶことが可能だ。 「歯周治療“だけ”にならぬよう、歯周治療と補綴をひとつの治療体系の中で組み立ててあるのが特徴」(浦野氏) 歯周治療に必要な知識、手技はもちろんのこと、補綴物の長期的維持、審美性を考えた歯周外科、そして最終段階として他科との関わりまでもがここに含まれる。まさに歯周治療の基本から入り、最終段階である補綴との連携までをインターディシプナリー的に学べるコースといえよう。 プログラムは、毎回が講義と実習の組み合わせ。臨床と直結する切り口での講義テーマの設定が魅力だ。実習も豚実習、オリジナル模型とバラエティに富む。しかも、JIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Studies)【JIADS 研修コース】 歯周治療を中心におきながら、「予知性の高い治療」をコンセプトのもと、補綴との連携をはじめ、歯科治療を総合的に初歩からアドバンス(インタディシプリナリーアプローチ)まで学べる。 臨床とそれを支える基礎的理論を有機的に結び付けた様々なコースから成る。①ペリオ6ヵ月コース、②再生療法コース、③インプラント4日間コース、④Perio Implantアドバンスコース、⑤開業医の為のL.O.T(限局矯正)コース、⑥エンドコース、⑦エンドアドバンスコース、⑧補綴コース、⑨ハイジニストコースを通し、総合的にも、専門的にも学べる構成が魅力。【URL】http://www.jiads.org/JIADS Th e Japan Institute for Advanced Dental Studies 米国ボストンのIADS(歯周病と補綴の専門医のための研修機関)の姉妹組織として1988年より設立、運営されている。東京、大阪で研究会と毎月数回の卒後研修を開催。一昨年、創立の主要メンバーであった小野善弘氏、中村公雄氏から、宮本泰和氏が理事長を引き継いだ。新生JIADSとして講師32人とともに世代交代を果たした(写真左より、佐々木猛、宮本泰和、浦野智、松井徳雄氏ら理事4人)。JIADSで人が育つ̶̶受講生が最初の一歩を踏み出すための支援が使命ペリオ補 綴インプラントエンド矯 正咬 合112

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