デンタルアドクロニクル 2011
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情報特集:今、もっとも“HOT”な研修・セミナー情報! 本邦では、1997年より臨床応用が始まったエムドゲインⓇですが、筆者はイエテボリ大学留学から帰国後、いち早く臨床応用を始めました。後に、『生物学的コンセプトに基づいた歯周組織再生法―エムドゲインⓇ療法』(クインテッセンス出版刊)を上梓したときに、本法をいわゆる“エムドゲインⓇ療法”と名づけたのを記憶しています。 現在では、さらに進化したエムドゲインⓇゲルが臨床応用されているなか、発売元である株式会社ヨシダから、毎年講師として招聘され、エムドゲインⓇゲル特別講演会「日常臨床のための歯周組織再生療法」を開催しています。本特別講演会では、①歯周治療の基礎②歯周外科手術③歯周組織再生療法④エムドゲインⓇゲルの概要の順で講演する予定ですが、“エムドゲインⓇ療法”をはじめとして、歯周組織再生療法は歯周治療の一環であり、科学的根拠、講師弘岡秀明Hideaki Hirooka1978年、九州歯科大学卒業。1988年、スウェーデン・イエテボリ大学歯学部歯周病科留学。1991年、スウェーデン・イエテボリ大学大学院卒業、“Certifi cate in Clinical Periodontology”取得、1993年、同大学にて学位”Odont Licentiate”授受、帰国。1996年、スウェ-デン・デンタルセンター(弘岡歯科医院)開設(東京・日比谷)。現在、弘岡秀明ペリオコース主幹、日本臨床歯周病学会指導医、日本歯周病学会指導医、、東京医科歯科大学歯学部歯周病学講師。生物学的コンセプトをしっかりと理解してから臨床応用してほしいとの考えから、明日からの診療に役立つ歯周組織再生療法の概念、歯周外科の基本、そしてエムドゲインⓇゲルに関する最新情報までを臨床例を交えて詳細に報告したいと思っています。 今年初頭、ゴアテックス社からメンブレンの生産中止が発表されました。GTR、GBRをはじめとして、歯周組織再生療法の臨床事情が劇的に変化することが予想されます。エムドゲインⓇゲルの需要がますます増加することになりそうです。エムドゲインⓇゲルの科学的根拠、生物学的コンセプトを理解したうえで、いわゆる“エムドゲインⓇ療法”を歯周治療の1つのスキルとして身に付けておくためにも、本特別講演会への参加をおすすめします。エムドゲインⓇゲル特別講演会「日常臨床のための歯周組織再生療法」 現在、歯科治療でレーザーは広く普及し、ハードレーザーに代表される炭酸ガスレーザーはあらゆる場面で活躍しています。私は基礎的な研究を追及していくにしたがって、炭酸ガスレーザーの「細胞生物学的」な作用の複雑さと、その効果の確実性を実感し、臨床への応用の幅が広がることを確信しています。炭酸ガスレーザーは、①メスに比べて手術の術式が簡単になる、②出力を弱めてレーザーを照射することで、手術後の治癒力が高まる、③ペインコントロールできる、といった特長をもっています。私たちはこれらの特性を生かした治療を「4 dimension treatment」とよんでいます。この基礎となる成果をまとめて、レーザー歯学会などで発表しました。 本コースでは、エビデンスをもとに、炭酸ガスレーザーの基本的な照射方法による軟組織処置からインプラント治療の応用までブタ顎骨実習を行うので、正しい知識をもってレーザーを使用できるようになります。 このブタ顎骨を用いた実習では、炭酸ガ講師横瀬敏志Satoshi Yokose1987年、城西歯科大学(現・明海大学歯学部)卒業。1991年、スペースシャトル宇宙開発のため、米国NASAへ派遣。現在、日本レーザー歯学会評議員、日本歯科保存学会理事、奥羽大学歯学部歯科保存学講座教授。スレーザーを用いることで、メスを用いた手術よりも簡単になった軟組織処置、また、ホワイトニング、さらに、炭酸ガスレーザーを照射することで治癒力を高めるソケットプリザベーションを行います。インプラント治療の際には、炭酸ガスレーザーを照射することで、骨組織再生を促します。 エビデンスに基づいた生体の治癒能・再生能を高める技術を、このコースでぜひ身につけていただければと思います。炭酸ガスレーザーを使いこなすための2日間コースブタ顎骨を用いた実習で、レーザーを正しく用いることができるようになる。ペリオ補 綴インプラントエンド矯 正咬 合ペリオ補 綴インプラントエンド矯 正咬 合(株)ヨシダ(株)ヨシダ124

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