デンタルアドクロニクル 2011
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61他メーカーを圧倒する商品ラインアップで歯科医療をサポートQ保存・修復製品で力を入れている商品をご紹介ください。富田:1つ目に、2011年1月24日より販売いたしましたオールインワンタイプのボンディング材「クシーノJP」を紹介させていただきます。本商品は、①歯面の湿潤環境に影響されない②エアーブロー圧の影響を受けにくい③フッ素徐放性――の特徴を有しており、テクニックエラーをより少なくする1液性のボンディング材です。窩洞別に使い分けをする必要はありませんし、従来のボンディング材では処置しにくかった湿潤したⅤ級窩洞、小児や高齢者の患者さんなどにも使用でき、症例の幅も広がると期待しています。 2つ目はⅡ級窩洞用のマトリックスシステム「V3システム」です。おかげさまで販売開始後、多く反響をいただいております。Ⅱ級窩洞の充填において煩雑でテクニックを要する隔壁の設置が簡単にできる点が好評のようです。これからレジン修復を始める先生方にもぜひおすすめしたいと思います。 3つ目は、日本で近日発売予定のフロアブルレジン「SDR」です。欧米では、2010年1年間で約29万セットを売り上げたベストセラー商品です。注目すべき特徴は、重合収縮だけでなく、それにより発生する重合収縮応力を最小化した点です。術後疼痛や咬合痛の原因になり得るレジン充填後のコントラクションギャップの形成を抑えることができる歯にやさしいフロアブルレジンです。Q近年ではレジン充填を行う先生方も増えてきましたね。富田:そうですね。2009年秋に日本歯科保存学会から「う蝕治療ガイドライン」が出されましたが、MIの理念のもと、できるだけ切削せずに修復治療を行う方向性にシフトしてきています。クシーノJPおよびV3システム、SDRにしましても、先生方の行うMI治療の一助となるように講演会やセミナーなどでサポートしながら、保存・修復分野のみならずその他の関連商品もアピールしていきたいと思っています。Q最後に歯科医師の先生方に一言、メッセージをお願いいたします。富田:保存・修復分野において、弊社のブランド力はまだ十分とはいえません。この分野においても先生方が提供する歯科医療に貢献できるような核となる商品を積極的にアピールしていきたいと考えております。今年も多くの商品のリリースを予定していますので、デンツプライ社が発信する情報に注目していただければ幸いです。【デンツプライ三金株式会社】1927年創業以来、「人々の生涯を通じた歯の健康に貢献し、より豊かなクオリティー・オブ・ライフを実現する」を命題とし、企業活動を行っている。取り扱う製品群は、歯科医薬品、インプラント、矯正材料、一般歯科材料、そして歯科技工用製品と多岐にわたり、多くの歯科大学病院、歯科医院、および歯科技工所などで使用されている。同社は歯科分野において世界一のグローバル企業であるデンツプライ・グループの日本代表として、世界規模の製品、経験・知識・人材のシナジーを最大限に発揮し、デンタルケアの課題に対して、革新的かつ高品質な解決策を敏速に提供する。創立:1927年11月資本金:6億8千万円従業員:320名代表者:向 英俊事業内容:歯科用医薬品、歯科用治療材料・器具・器械の製造および輸入販売所在地:東京都港区麻布台1-8-10偕成ビルTEL:03-5114-1001(代表)URL:http://www.dentsply-sankin.comすべては患者さんのために保存・修復分野におけるブランド力をさらに強化したいデンツプライ三金株式会社営業マーケティング統括本部キーアカンウント営業企画部保存・修復製品マネージャー富田卓博氏 すべての歯科医療従事者とともに“患者さんのための歯科医療”を目指すデンツプライ三金株式会社。取り扱う製品群の多さは、まさに「歯科の総合デパート」であり、歯科医療のなかでもっとも重要な「歯を残す」ために、同社製品の恩恵を受けた歯科医師は多いはずだ。今回は、歯を残すための核となる保存・修復分野のマネージャーを務める富田卓博氏にお話をうかがった。デンツプライ三金株式会社

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