デンタルアドクロニクル 2011
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情報特集:今、もっとも“HOT”な研修・セミナー情報!【東京SJCDセミナー】1981年に設立されたSJCDは、臨床歯科医学の基礎の確立、最新歯科技術の習得・研鑽、医術の向上および医療人としての人格形成を目的とするスタディグループ。現在、全国に12支部、1,700名余の会員を擁する。各会員が講演・執筆などさまざまな活動を行っているが、この「東京SJCDセミナー」は、山﨑氏をディレクターとし、SJCDの知識と経験を一般受講者たちと分かちあうことを目的としたもの。「レギュラーコース」「原宿マスターコース」「マイクロコース」の3コースが用意されており、いずれも著名講師陣が懇切丁寧な指導を行っている。【URL】http://www.tokyo-sjcd.com/講師 山﨑長郎 Masao Yamazaki1970年、東京歯科大学卒業。1974年、原宿デンタルオフィス開業、現在に至る。東京SJCD最高顧問ならびにSJCDインターナショナル会長。つねに世界最先端の歯科医療に接し続け、斯界のオピニオンリーダーとして著名。国内・海外での講演・執筆多数ながら、セミナーを通じた後進の育成にも余念がない。 1981年の発足以来、現在では会員1,700名余、全国に12の支部を擁するスタディグループ・SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry)。会員諸氏の執筆や講演に触発された読者も非常に多いと思われるが、彼らのセミナーで何が行われ、学べるのかについてご存知の読者はどれだけおられるだろうか? そこで本欄では、東京SJCDが行っている各種セミナーの目的、そして受講をおすすめする理由について、山﨑長郎氏にうかがった。歯科臨床に必要な知識を1年間で網羅する「東京SJCDレギュラーコース」 現在、歯科界には多くのポストグラデュエートコースが存在するが、山﨑氏はその中において、SJCDのセミナーが「歯科臨床の総合コースである」ことをしきりに強調する。「さまざまな歯科医療の分野を、お互いに関連付けて教えなければ日常臨床にあまり生かすことができません」、と。 そんな山﨑氏が1993年に開講したのが、1年間をかけ、20名の受講者に対して歯科の各分野を網羅していく「東京SJCDレギュラーコース」。第1回の「基礎資料の収集・総合診断治療計画」にはじまり、第12回の「歯周・補綴治療総括と症例検証」まで、まさに日常臨床の実践に必要な知識の集大成である。具体的にはどのようなことが行われているのだろうか。 「まず最初の2日間は、治療計画のディスカッションです」と山﨑氏。治療計画立案に必要な資料収集法や問題点の抽出法、そして実際の治療計画立案における注意点などについて、じっくりと時間をかけて伝えていくという。その後、治療の長期安定に必須な歯周治療の基礎や咬合治療の実際、そして精密な支台歯形成~印象採得……という順番でコースは進むが、「意外かもしれませんが、矯正治療についてもお話するのです」と山﨑氏。聞けば、より最適な治療結果を得るための歯牙移動の基礎はもちろん、複雑な症例に対して「矯正専門医の領域なのか? それとも一般臨床医で対応できるものなのか?」という鑑別診断にとくに力を入れているという。この姿勢は、SJCDが掲げるモットーのひとつである「インターディシプリナリーアプローチ(interdisciplinary approach)」の表れであろう。 また、「やはり、特徴的なのはインプラント治療に関する部分ですね」と山﨑氏は続ける。「再生治療に関する事項も含めて、のべ6日間の内容になります」。そこで、用意されたパンフレットに目をやると、インプラントに関する総論はもちろん、咬合および力学的考察を中心とした補綴設計の考え方、そしてインプラント埋入から骨造成の実際、アバットメントセレクションなどと充実した内容。中でも、アバットメントセレクションの講義の後にプロビジョナルレストレーションについての講義をしっかりと設けている点は、他のコースにはなかなかみられない特徴ではないだろうか。実習のないコースには意味がない! そして山﨑氏はこうも続けた。「私は、実習のないコースには意味がないと思っています。講義を聞いて『分かった気になる』さまざまな歯科医療の分野を、互いに関連付けて学べなければ意味がない東京SJCDセミナー(レギュラーコース・マイクロコース)/原宿マスターコースペリオ補 綴インプラントエンド矯 正咬 合90

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