デンタルアドクロニクル 2012
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91特集:株式会社松風創立90周年企画「機能性材料GIOMERのすべて」■ GIOMER Restorationを活用する 酸蝕歯の疑いで、紹介を受けた患者が来院した。数年前から毎朝黒酢を、1日1リットルの炭酸飲料水を、そして就寝時に赤ワインをハーフボトル飲むという生活を続けてきたとのことである。術前の写真でも、修復物を残して歯質が浸食されている(図4a)。旧修復物を除去し、フッ化物イオンをはじめとする各種イオンを徐放するGIOMERの機能を期待して、修復処置を行った(図4b~l)。■ おわりに このように、歯冠修復物の高機能化によって、高品位な処置を行うことが可能になり、さらに良好な予後を得ることが予想されるという安心感にもつながる。今後とも、GIOMER製品群の可能性の拡大には期待したい。図4j,k 形態修正には、松風ジェットカーバイドバーフィニッシング(左から、#7903、#7406、#7204)を用いる。平滑面には#7204を、咬合面では#7903および#7406の形態が適している。図4l コンポマスターを用いて研磨するとともに、必要に応じてダイレクトダイヤペーストをバフディスクに塗布して艶出し研磨を行う。

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