デンタルアドクロニクル 2012
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94図3a ライニング(ビューティフィルフロープラスF10またはF03)。図3d 隆線以外の部分は、F00やF03を窩洞辺縁から少しずつ「流し下ろす」ようにして自然に小窩裂溝ができるようにすることがコツ。必要に応じて探針等で付形する。Injectable Hybrid Restorativeを用いた高品位MI審美修復臨床例 Ⅰ級インジェクタブル修復のステップ(レジンコーンテクニック)思い出していただければ容易に理解できよう。また、臼歯のⅠ級窩洞(咬合面)やⅡ級窩洞におけるインジェクタブルレジンを用いた修復においては、隆線や咬頭等は盛り上げながら付形することを基本とする。ちょうど、ワックスアップでいう「ドロップオンテクニック」の要領で修復する感じであるが、筆者らはこのテクニックを「レジンコーンテクニック」と名付けている(図3、4)。レジンコーンテクニックは、主としてノン(ゼロ)フロータイプのインジェクタブルを駆使することで実現できる。 3. Injectable Hybrid Restorativeを用いた高品位MI審美修復 Injectable Hybrid Restorative(インジェクタブルレジン)を用いたMI審美修復、とくにレジンコーンテクニックは、今までのペーストレジンの場合とは異なった填塞法、形態形成法に習熟することが必要である(図5~7)。 しかしながら、インジェクタブルレジンを駆使することにより、レジン修復の「操作の簡略化」と「時図3b、c まず、F00で咬頭隆線を築く(少し控えめにするのがコツ)。窩洞中央部から咬頭頂に向かい「流し上げる」ようにする。レジンを引きずらないように、シリンジのチップ先端をレジン泥からださないようにし、気泡をつくらないようにすることがポイント。図3b図3c図3e、f 咬頭隆線部にF00を追加築盛して凸カーブを付与するとともに、小窩裂溝を際立たせるように付形する。適宜形態修正後、仕上げ・研磨する。図3e図3f

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