デンタルアドクロニクル 2013
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96 本症例は、根管治療を終えた失活歯である(図27)。「ビューティデュアルボンド」にて接着処理を行う(図28)。「ビューティコアフローペースト」を根管内に填入し(図30)、ファイバーポストを挿入する(図31)。 光重合後、「ビューティコアペースト」を用いてコア部を築造する(図32)。デュアルキュアであるが、完全重合するまで形成を行わず、化学重合硬化時間6分経過後、支台歯形成を行う(図33)。 おわりに 以上、3つの臨床例を提示したように、筆者はS-PRGフィラー含有のバイオアクティブ機能性材料のもつ歯質強化、歯髄保護、接着強度などの機能に期待し、修復・補綴治療領域で有効に活用している。 今後経過観察を注意深く行う過程で、上述した機能とは異なる、新たな効果をも得られるのではないかと、さらなる期待をもっている。症例3:失活歯に対する「ビューティコア」の臨床応用図32 「ビューティコアペースト」を用いて、コアを築造する。図33 支台歯形成終了時の状態。図30、31 「ビューティコアフローペースト」を根管内に填入し、ファイバーポストを挿入。図30図31図27 根管治療後の失活歯。図28 「ビューティデュアルボンド」を用いた接着処理。図29 「ビューティデュアルボンド」「ビューティコアフローペースト」が同梱された「ビューティコアキット」。補綴領域におけるバイオアクティブ機能性材料の活用について

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