デンタルアドクロニクル 2014
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98Giomer製品の臨床応用について症例2:ビューティコートのラミネートベニアへの応用図7、8 修復を行う際は、日本人の歯の特徴を考えながら行わなければならない。とくにラミネートベニア修復では、エナメル質の残存を最大限に考え、プレパレーションガイド(図7)2を参考に、的確に過不足のない形成を行わなければならないと考えており、Flowable resin-based composites techniques(図8)3を提唱している。���������������Flowable resin-based composites techniquesMethod Ⅰ “BeautiCoat” is placed directly on the tooth surface.Method Ⅱ Provisional restorations on the tooth surface using“BeautiCoat”.Method Ⅲ The wax is replace on the tooth surface with “BeautiCoat“ using “Glassbite”.図9 初診時口腔内。患者は20代の女性で、結婚式までに正中離開を閉鎖することを主訴に来院された。レジン充填では審美的修復が難しいと思われたため、ラミネートベニアによる修復を考えたが、咬合関係における破折や脱離の可能性があることや本来の中切歯の長径が長いことから患者が望む審美的修復が可能かが不明であった。図10 ラミネートベニア修復を行った場合、とくに左側側方運動の際にラミネートベニアの舌面が誘導路となり破折や脱離の原因となることが危惧された。そのため、咬合関係も確認できるプロビジョナルレストレーションを装着し、できるだけ長期間にわたり経過観察を行いたいと考えた。ファセット図11 歯科技工士にビューティコートを用いてのプロビジョナルレストレーション製作を依頼した。これをビューティコートを用いて歯面に仮着すると、ラミネートベニアのプロビジョナルレストレーションとして長期の経過観察が可能となる。図12 中切歯の治療に先立ち、2の隣接面をビューティフィルⅡを用いて修復を行った。

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