デンタルアドクロニクル 2014
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99㈱松風―2014誌上シンポジウム「予防的機能を有したバイオアクティブ材料」の現在 おわりに Giomer製品を使用して10年以上経過し、その長期にわたって良好な予後経過を実感している。現在では、予防処置から接着、充填処置にいたるまでさまざまな臨床の場で応用している。とくにラミネートベニア修復においては、他に類をみない弾性のあるフロアブルCRは有用で、私の臨床では欠かせないものとなっている。今後も、Giomer製品の発展に期待している。図17 現在、良好な術後経過を示している。世界でも類をみない弾性をもつレジン材料であるビューティコートをメーカーの使用用途とは違うものにも使用し、幅広い利用方法があることに魅力を感じている。図14 プロビジョナルレストレーションの破折や脱離が認められなかったことから、プロビジョナルレストレーション上にグルーブを挿入し支台歯形成を行った。図15 プロビジョナルレストレーション上を形成すると歯質との切削感の相違や、切削圧による脱離などにより的確な形成が難しいが、ビューティコートを用いると歯質と遜色のない切削感で形成できることが嬉しい。図16 過不足なく形成を行った。上顎左側中切歯は近遠心のレジン充填の除去後に行ったため、左右の支台歯が異なる形態となった。図13 できあがったプロビジョナルレストレーションを口腔内に歯面処理は行わない状態でビューティコートを用いて仮着した(a)。咬合関係によるプロビジョナルレストレーションの脱離や破折が認められないかの確認のため、2か月経過観察を行った(b)。図13a図13b参考文献1. 貞光謙一郎. 歯髄保護を考えた松風の新しいレジン「ビューティフルⅡ」.Dental DIAMOND 2006;31(15): 138-143.2. 貞光謙一郎. 日本人に適応したラミネートベニア修復. the Quintessence 2007;26(8): 84-93.3. 貞光謙一郎. ラミネートベニア修復におけるフロアブルレジンの応用-フロアブルレジンテクニック-. 補綴臨床 2008;41(3):336-343.

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