デンタルアドクロニクル 2014
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124臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!ップ ッッッッップ 講師が語る講師が語る科学的根拠にもとづいた安全で合理的な矯正歯科の確立を 「審美性や、職人技のように感覚的な技術の探求ばかりではなく、科学的根拠にもとづいた安全で合理的な矯正歯科治療を、歯科医師にプライドをもって行ってもらいたいのです。そのために歯科医師が集い、学び、研鑽を積む場所として、当学会を設立しました」 日本生理学的矯正歯科学会の平林大樹理事長は、こう熱く語る。 同学会は、矯正歯科治療における副作用(歯根吸収や顎関節症、咬合不全、疼痛、OSAS※等)の誘発を最小限に抑えた治療方法の確立を目的に設立された。そしてこの目的実現の手法としてさまざまなシステムを開発、数々の特許を取得している。新しいセファロ撮影システムをベースにしたセミナーを展開 そうしたシステムの根幹をなすのが、特別に開発したスケールCeph GaugeとF.H.P. Gauge(補助装置)を用いた新しい撮影方法「顔面位指定角撮影法およびスケール法を用いたセファロ実寸大補償システム」だ。これはCeph GaugeとF.H.P. Gaugeを使い、頭部をいつも同じ角度に固定して撮影することで、正面・側方いずれのセファロ画像も、規格性の高い資料として診断に活用できるという画期的な方法である。しかもCeph GaugeとF.H.P. Gaugeを従来使用しているセファロ機器に取り付けるだけで、使用可能となる簡便さである。 同学会では、このセファロ撮影システムと、このシステムをベースとする3つのテーマ「D.D.H.式セファロ新骨格診断システム」「3D-LST」「セファロメトリーを利用したOSASのスクリーニング検査、診断、予防、治療」についてセミナーを行っている。そのうち「D.D.H.式セファロ新骨格診断システム」は、セファロ画像とiPadアプリケーション「Touch Ceph」を用いることで、矯正治療における骨格的なリスクを算出し、安全で効果的な治療計画立案へとつなげる骨格リスク判断システムである。また「3D-LST」は、特殊なワイヤーベンディングシステムと力学的理論により、副作用を誘発しにくく、チェアータイムや治療期間が短縮できるという、独自の歯科矯正治療理論だ。 「当学会の根幹をなす新しいセファロ撮影方法は、OSASの診断に応用できることから、医科の先生にも注目されています。歯科に留まらず、広く患者さんの健康に寄与できるのは至上の喜びです。このように、他業種も注目する学びが当学会にはあります。雄志ある若い歯科医師たちに集ってもらい、患者さんに負担の少ない矯正治療の方法をどんどん確立してもらいたいですね」と平林理事長。今後の矯正歯科の礎にならんとする人こそ、同学会の門を叩いてみてはいかがだろうか。※OSAS=閉塞型睡眠時無呼吸症候群日本生理学的矯正歯科学会講師 平林大樹プロフィール 1987年、日本歯科大学卒業。2011年、日本生理学的矯正歯科学会を設立、理事長に就任、セファロ画像関連の特許を6つ取得するなどの活動を行う。医療法人孔歯会CAT矯正歯科クリニック理事長、日本矯正歯科学会認定医、歯学博士。矯正歯科が中心だが、OSASの診断やリハビリ治療のサポートなど他領域にも力を入れている。BasicAdvanceマネージメント咬合予防補綴矯正ペリオエンドインプラント新しい矯正治療のコンセプトとテクニックを伝えたい正クク伝伝新新ししいい矯矯正ココンンセセププトトととテテクク伝伝

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