デンタルアドクロニクル 2014
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146図3 ダイレクトクラウンの位置づけ。歯科医師のクラウンを製作できる能力を患者に還元できる。ダイレクトクラウン従来品B従来品A■曲げ強度020406080100120140160MPaダイレクトクラウンフィルテックTMZ250コンポジットレジンの摩耗量を1としたときの値従来品A従来品B■三体摩耗00.51.01.52.02.53.0ダイレクトクラウン従来品A■滑沢持続性歯ブラシ摩耗6,000回後の値(数値が高いほど滑沢性が持続)010203040506070光沢度ダイレクトクラウンの強度などの物性は従来品のハイブリッドセラミックスとほぼ同じで、滑沢の消失、摩耗などの審美性にかかわる物性は従来のものと比較して優れている。破折への対応として咬合面のクリアランス・厚みが1.5mm以上ほしいので、サイズツールが有用である。硬化後の強度と審美性を実現するナノテクノロジー(ナノフィラーとナノクラスター)。2種類のナノフィラーを採用することで、表面が摩耗しても凹凸ができにくく、滑沢性が持続する。ナノフィラーをクラスター化することで高い強度と低摩耗性を実現している。ナノフィラーナノクラスタージルコニアナノフィラー(4~11nm)ナノシリカフィラー(20nm)患者が望む白い歯の診療を行うシステム構築を! このことから「白い歯は10万円するから保険診療でよいです!」といった患者のマインドを、まずは2~3万円程度の白い歯の存在を知ってもらいましょう(図3)。それには患者に対する説明も工夫が必要です。保険診療と自費診療の違いを実感してもらうには、パンフレット等に頼るのみではなく、歯科医師の言葉で説明しましょう。保険診療を希望して来院された患者に、材料特性の説明と価格を明示したところ、27%の患者が何らかの自費診療材料を選択したという数字もでています。すなわち、ダイレクトクラウンは、患者が望む白い歯の診療を行うシステム構築することができる材料であると信じています。Perdigao,Perdigao,20052005メタルクラウン保険診療内ダイレクトクラウン2、3万歯冠色修復物(自由診療)10万?

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