デンタルアドクロニクル 2014
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22巻頭特集2 編集部が注目! 2014年 今、この人が熱い! 2013年も週末はほぼ学会、コース、セミナー、講演会でスケジュールが埋まっていた中田光太郎氏。ここ数年は多方面での活躍が目立つひとりである。 京都市は西京区で神聖な桂離宮の間近で中田歯科クリニック、中京区で祇園祭の中心地となる四条烏丸でデンタルクリニックTAKANNAの2医院を開設する中田氏は、1990年に福岡県立九州歯科大学卒業後、京都市内での勤務医を経て、地元での開業に至った。ステップ1“縁” その開業当初30代前半、本人いわく転機となる“学び”への “縁”がもたらされた。それまでも、ITIのサーティフィケート取得や、香港でのGBRコース、アメリカ・アリゾナでのTip-Edge矯正治療のセミナーなど、友人に誘われるまま参加はしていたが、すべて中途半端。ある時後輩から「もっと勉強しないとダメですよ。毎日のように祇園に落としているお金を勉学に回したほうが良いですよ。後に何も残らなくなってしまいますよ」と叱咤激励されたことだ。 一念発起、日本で著名な講師、スタディグループのコースをできるかぎり受講した。中田氏いわく「ものすごく充実していた日々。一度火がついてから燃え上がるまでは早かった。現在もその炎を絶やすことなく、持続できている」そんな中、一番大きな出会いが、勝山英明先生(福岡歯科大学口腔医療センター教授)との“縁”。中田氏いわく「若い人たちにアドバイスするとしたら、やはり師匠を持つこと。その師匠とは何かつながるものがあるし、結局今の自分に一番影響を与えてくれた人。これは一生付いて回るから。これこそ“縁”」と。ステップ2“気づき” 次のステップとして必要なことを中田氏はこういう「さまざまなことを“学び”その後“気づき”がないと“お客さん意識”からの脱却ができなくなる。コースやセミナーに参加しただけで満足してしまい、いつまでたっても教わるだけの“お客さん”でいると、自身の能力の向上はそこで止まってしまう。今、若い人たちは、頭が下がるぐらい勉強もしているし、謙虚に頑張っている人が多い。だからこそ、いろいろな勉強をしている中でどこかで“気づき”をつかむことが大事だと思う。それは、あるときは師匠を見つける“気づき”、あるときは自分の歯科人生の将来を見つける“気づき”、またあるときは思わぬ自分の才能に“気づき”、常にそこには何かの“縁”があり、織物のように、その縦糸と緯糸が絡み合って、自然に構成され自身が成長していく」。今はそんな思いを次世代に伝えたいとしている。 そして、中田氏自身が最近ひしひしと感じていることを「今やっと“教えること”の大変さがわかっってきた。しかしその分、自分自身が学べることがこれまで以上に増えたことに驚きと喜びを感じている」と述べている。 2014年、留まることを知らない中田氏は、“教わること”“教えること”の喜びを感じつつ、さらなる高みを目指していくものと思われる。Dr. JKotaro Nakata中田光太郎(なかた・こうたろう)1992~1997年、ITI Implantのサーティフィケートを獲得および香港GBR Seminar、Tip-Edge矯正セミナーなどを受講。1998~2005年、大阪SJCDレギュラーコース、JIADSペリオコース、くれない塾、ITIマスターコース、ITI Harvardコースなどを受講。2002年7月、CID culb設立時に入会。2004年1月、NGSC(New Generation Study Club)設立時から副会長を務める。「 “縁”の縦糸と、“気づき”の緯糸が織りなす歯科人生」編集部が注目!

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