デンタルアドクロニクル 2014
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歯科医院はもっと女子力を活用しよう!31 私は「プロアシスタントは美しくあるべき!」を持論とし、主催するPAS(日本歯科プロアシスタントスクール)では、美しさの表現をPAS生の心得としています。 もちろん、私が一番大事にしている教育信念は「スキルの前に人間が先!」です。「人としてどうあるべきか?」̶̶そのあり方を問います。そして、外側を輝かせるために必要なのは、見えないところ磨き(内面磨き)だと、強く訴え伝え続けています。 それを大前提に、ここでは、女子力活用の秘訣として、デンタルスタッフの外見の表現力の重要性をお伝えしてまいります。プロは美しくあるべき!それが医院の信頼につながる ここでいう美しさとは、外見で判断されるすべてを含みます。アルバート・メラビアンの法則「人の第一印象は93%が非言語いわゆる外見で決定づけられる」は多くの方がご存じのことと思います。外見の美しさというのは、もちろんパーツのことではありません。持って生まれた素材を活かし、美しく表現する努力が大事なのです。 表情、メイク、髪型、体型、着こなし、身だしなみ、姿勢、動作、たたずまい、発声、言葉づかい……。 外見は持って生まれた宿命だ、とあきらめては前へすすみません。いかに美しく表現するのか? 女性として生まれてきたからには、美しさへの追求やこだわりが大切で、そのためには工夫や努力が必須なのです。 若くて美しいのは当たり前。いかにして美しく歳を重ねるか!という視点を大きなテーマとして、受講生たちには伝えます。 なぜ、美しさにこだわるのか? それは、すべて患者さんへの「お・も・て・な・し」だからです。女性の美しさ(表情・姿勢・しぐさ・立ち居振る舞い・言葉づかい・動作)は、患者さんの安心・快適・癒しを生み、クリニックへの絶大な信頼となるのです。内面の美しさを引き立たせる 次ページの写真を見てください。同等の診療技術や規模であれば、患者さんならA、Bどちらのクリニックに来院したいと思うでしょうか? 実は、この写真は弊社スタッフのノーメイク時と、しっかりメイク時の写真です。このスタッフは心根の良い、優秀で大変魅力的な人格を兼ね備えております。しかし、この内面の美しさは、患者さんには見えにくく、伝わりにくいものです。 内面の美しさを伝えるのは、外見(言動含む)だということを、私たちは知っているようで、実はよく理解できていないのかもしれません。 歯科医院のフロントで対応するスタッフは、患者さんの大切なそれらを預かるに足る信頼を表現できているでしょうか? それでは、もう一度、弊社のスタッフの2枚の写真を見比べてみてください。ノーメイクの彼女は、顔色が悪く、笑顔にも自信がなさそうです。健康や高額な治療費を預けて大丈夫かな?と不安にさせます。そして、クリニックの信頼までも失いかねません。 しっかりメイクの彼女は、明るくはつらつとし、笑顔に力強さがあります。このクリニックに通えば、彼女のような明るく健康的で素敵な女性になれるかしら? こんな素敵な人に見合う自分になれるかも!と、患者さんに幸せイメージ株式会社オフィスウエーブ代表取締役、デンタルアシスタント・スタディーグループ(DASG)、日本歯科プロアシスタントスクール(PAS)校長。㈻三幸学園にて1,500名の歯科助手を育成後、平成8年㈱オフィスウエーブを設立。歯科助手育成経験に加え、女子力・女性視点を歯科医院経営に活かしたデンタルスタッフ教育コンサルティング事業を展開する。デンタルコーチング®は歯科医院の現場に特化したコーチング術として、DASGで独自に開発。歯科助手のステップアップステージとして大好評。主な著書に『患者さんに好かれるスタッフ習慣術55』『ファンをつくり出す歯科医院経営』(共)『歯科助手を上手に活用する法』(クインテッセンス出版)がある。澤泉仲美子(さわいずみ・なみこ)

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