デンタルアドクロニクル 2014
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44 リレー対談を外国の一流メーカーへダイレクトに伝えて形にしてくれますよね。茂久田 はい。一番大事なのは、日本の先生方のご意見がどれだけダイレクトにメーカーに伝わるか、そのコミュニケーションのお手伝いを正確にできるかということです。 先生と一緒に海外メーカーを訪問して直接お話していただいたり、臨床のお写真を具体的に提示したり、時にはメーカーの社長や製造職人マイスターの前でプレゼンテーションしたりします。「新試作品を使う前と使った後で、どれだけ素晴らしい臨床の結果が出ているか」をお伝えして、事実と感動面の両方でメーカーを動かしています。その点では、和泉先生にはいつもご足労をいただいております(笑)。和 泉 MOKUDAの営業学術部の方々に、いろいろお話しすると、しっかり会社に持ち帰って、期待以上の製品に改良して還元してくれます。本当によくやってくれます。茂久田 和泉先生をはじめ大学の指導者や著名な臨床家は、どういう歴史で治療が進化してきたかをご存じです。いつまでも使い続けられる製品かそうでないか、一瞬で見分ける眼力もお持ちです。 MOKUDAスタッフは、「こういう理由でこの製品を使っている」と歴史と眼力をご指導いただける、また情報の還元を楽しみにしていただける先生方にしかご訪問しないようにしています。10年間モデルチェンジなく安心して使い続けられる、未来を見通した製品だけに力をそそいで、よい治療のためになるものをつくっていきたいと考えています。和 泉 これからのペリオでは、さらに細かい手技が必要になってくるでしょう。それに対応して、器具が改良されるほど、痛みは少なくなりますし、侵襲が少なくなりますから、それだけ治癒が早くなります。さらに耐久力も要求されてくるでしょう。マーチンの性能は群を抜いています。茂久田 和泉先生のオペによって、日本中の患者さんの歯と歯周組織の寿命が長くなっていると思いますので、そのお手伝いをできることは、私どもの大いなる喜びです。これからは人間の寿命が長くなりますので、それにともなって歯を使う期間も10年単位で長くなることが予想されます。新しい問題として歯の摩耗や顎関節のトラブルも増えてきそうですね。先生方の治療をお助けするだけではなく、患者さん自身が健康を実感して維持できるような商品も必要でしょうし……。未来のためにまだいっぱいするべきことがあるので楽しみだなと考えています。和 泉 私たちは患者さんの歯を1本1本残すために大変な努力を続けてきました。より長期にわたって維持できるためには、どういう治療が一番か、というのが大きな課題です。茂久田 最先端の治療に携わる商品は、それを使いこなせる先生が少ないために、ビジネスが成立しにくいと判断されるようです。そのために、保険治療で採用される、ユーザーや患者さんが多い分野の製品開発から、各社が優先して取り組んでいるというのが現状です。 私たちは、みんなが手をつけないけれど、じつはとても大切な部分を補完することに喜びを感じていますから、お困りの先生方に真っ先にお使いいただいて、ご意見をメーカーにフィードバックする、海外の学会に参加して「世【明るい表面反射ミラー】ハイネの拡大ルーペとミラーで明るく診療ルーペとミラーの併用により、下顎7番遠心も見やすく、治療しやすい

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