デンタルアドクロニクル 2015
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105臨床力アップ に直結! 話題の研修・セミナー情報!ップ ッッッッップ 講師が語る講師が語るプレパレーションのデモンストレーション中の中村氏。中村 本研修会は、補綴臨床の精度を高めるための講座ではありますが、そのためには基本的な知識や技術の習得だけでなく、それを行う環境整備というものが大切です。たとえば、昨今問題となっている感染管理もその1つです。患者さんの安全はもちろん、スタッフや自分自身も安心して診療するには、インフェクションコントロールの実践が不可欠です。しかしほとんどの歯科医院ではまったくといってよいほど実践できておらず、しかもそれをきちんと教えてくれる研修会がほとんどない。 そこで本研修会では、グローバルスタンダードなエビデンスに準じた講義・実習により、明日から医院でインフェクションコントロールに取り組めるシステムを紹介しています。診断が違っていたらすべてジ・エンド──さらに、本研修会では検査や診断を重視した、他の研修会にはみられないコースもありますね。中村 術者も、患者さんも、治療のときは不安がつきまといます。それは、自分が下した診断に自信がないからです。どんなにすばらしい技術や院内設備があり、最高のスタッフがいて、補綴装置をトップのテクニシャンの先生にお願いしたとしても、そもそもの見立て(診断)が違っていたらすべてジ・エンドです。つまり診断が補綴治療だけでなく、歯科治療全体の出来を決めてしまうのです。 ご存じのとおり、医科における保険点数はほとんど検査の点数であり、新しい技術というのもほとんどが検査技術です。つまり的確かつ正確な診断をしてこそ、治療が成立するということなのです。絶対的な情報を得るためには検査しかありません。今まで歯科にはこの視点が明らかに欠落していました。しかし歯科の先生はどうしてもテクニックやマテリアルというものに目がいってしまう。本来きちんと診断しなければいけないものが診断できなかったり、それに必要な検査がおろそかになっていたり、その結果、自分も不安、患者さんも不安になってしまうのです。 中村歯科醫院を開業していた当時、私もスタッフも、そして患者さんも不安がなかったのは、その見立て(診断)が確実にできていたからです。歯科治療のスタート地点であるこの検査をどれだけみなさんが精確にできるようになれるかが今後の鍵となります。他では教えてくれることのない検査の重要性について、本研修会ではくわしく徹底解説します。勉強も、遊びも、やるときはやる!──コース内容に興味をもっても、「中村先生は怖そう、厳しそう」というイメージで二の足を踏んでいる方もいると聞きますが……。中村 よく「厳しそう」と言われますが、決してそんなことはないですよ。もちろん、患者さんに提供する医療というものを教えるわけですから、そこには当然プロフェッショナルとしての厳しさはともないます。 ですが、Shurenkaiは「勉強も、遊びも、やるときはやる!」という姿勢を大切にしています。「やるからにはベストを尽くせ!」「ON・OFFが大事!」なのです。勉強ばかりじゃつまらないですよね。この振り幅こそが、the Shurenkaiといえるでしょう。気軽に門を叩いてみてください。 すべては歯科医師免許を取得してからが始まりです。迷っているなら基本から始めればいいのです。これからの歯科医療を担う先生方には「急がば、まわれ!」と伝えたい。 そう、“Back to the Basic”です。10年前の自分を見られますか? 10年後の自分は見えていますか? 何を、学ぶのか。誰から、学ぶのか? 千里の道も一歩から、いつでも中村が「知」の果てまでお供いたしましょう。咬合面形態の実習に熱が入る中村氏。

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