デンタルアドクロニクル 2015
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JAID特集 した。監修の先生方のトータル2,000を超える症例、それに対する側貌分析とClass分類、また分類に応じた口腔周囲筋トレーニングと治療法など……。患者さんの訴えに対して、どのように治療していけばよいのか、その結果どうなるのかということが、すごくよく理解できるきっかけになりました。これを私だけの経験とせず、これからのJAIDの出版活動へと活かしていきたいと思います。JAIDが学びの場を提供長谷川 JAID設立総会は東日本大震災からちょうど1年後の3月11日で、中止しようかという話もある中、多くの先生方が集まりました。本当にパワーのある学会だと思っています。私は学会の中で、All-on-4、エンド、英語論文抄読会、海外セミナーに携わってきました。自分が考えていることと、メンバーの先生方の意見が違うこともありますし、討論することで細くつながっていた知識をさらに太く確かなものへと変えていける良い機会を与えていただきました。このJAIDの活動を通して知識の共有という面でとても勉強になっています。JAIDの企画するセミナーは、今までのセミナーと少し違った切り口なので身になるセミナーが多いのが特徴です。若手の先生方にもぜひそういう学びができるよう さまざまなセミナーを企画していく予定になっています。そして、そのセミナーを通してJAIDの魅力を発信していきたいと思っております。長尾 私も学会の中でAll-on-4、エンド、歯科衛生士コースに携わっております。エンドコースでは、アメリカでご開業の清水藤太先生よりエビデンスをベースとしたシステマティックでよりシンプルなアメリカでのエンド治療のコンセプトを教えていただき、多くの先生のエンド後の医院での治療法を共有することで新しい風が吹いたりとすごくいいなと思いました。また、僕たちドクターの思いを歯科衛生士さんも共有してくれるようになり、医院の中のチームの絆がより深まっていくのが見てとれました。これからは歯科衛生士の輪もどんどん大きくしていって、全国に広げていきたいと思います。のデンタル写真が洗練されていくのを感じました。また、歯科衛生士のコースは辻村先生、高橋先生、新保先生を講師陣として行いました。他院の歯科衛生士さんと一緒に勉強、苦楽をともにすることによって切磋琢磨し、成長していく姿が印象に残っています。発表する先輩の姿を見た後輩たちが「私もああいうふうになりたいな」と感じてもらえたり、他嵐先生、脇田先生をはじめとした先生がやってくださったことを若手の者に伝えなければいけません。そのひとつの形として『インプラント・オーラル・リハビリテーション・シリーズ vol.1 側貌分析・分類およびトレーニング編 プロビジョナルレストレーション装着期間中の口腔周囲筋トレーニング』という本を出す機会に恵まれました。私たちが教えていただき、そして実践してきた即時荷重と口腔周囲筋トレーニングについて一つの本にしたわけです。 来季の課題として、今われわれが花開かせようとしているこの本を、もっと多くの方に理解してもらって賛同してもらえるよう、配信や講演を行っていきたいと思っています。天川 今回、インプラント・オーラル・リハビリテーション・シリーズの執筆に当たらせていただき、大変勉強になりま94

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