デンタルアドクロニクル 2015
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海外研修に力を入れるJAID今井 私は、一会員としての立場からお話しさせていただきますが、JAIDのすばらしいところは、諸先輩方のぶれのないお考え、そういう背中を見るだけで、私たち中堅から若手クラスの先生方のすごく刺激になるんじゃないかと思います。のですが、厳選された論文を読むことによって、さらに自分の臨床の力となっているのではないかと思っています。新井 私はJAIDで理事を務めさせていただいておりますが、おそらく理事の中では年少のほうに入ると思います。私くらいの年代の先生方も、JAIDの活動にふれ、参加していただく機会があれば、もっともっとJAIDの魅力が皆さんに伝わり、さらに大きい会になっていくのではと考えています。すでに180名超の会員の先生方がいらっしゃいますが、先生方に起ち上げて頂いたこの会をさらに広げ、次世代に向けた活動をがんばっていきたいと思っております。また、JAIDには現在さまざまな活動がありますが、基幹活動の一つであるロサンゼルスでの研修は、JAIDの根幹を成す海外とのつながりになっている部分ですので、これからも参加していただける先生方にもっと増えていただきたいと思います。私が参加させていただいた際には、今後もその魅力を何らかの形で皆さんに伝えていきたいと思っています。これからのJAID五十嵐 JAIDメンバーは、ICOI国際インプラント学会の中核を担っており、その先にはニューヨーク大学、コロンビア大学との連携があり、海外との接点としてJAIDが若い先生方の登竜門になれるように活動の方針を目指しています。 英語文献の抄読会を年3回開催しており、これもJAIDの根幹を支える大きな土台と成りつつあります。 即時荷重インプラントを研究課題として、今年クインテッセンス出版より「オーラル・インプラント・リハビリテーション・シリーズ vol.1」を上奏しました。今後は、vol.3までの発刊を目指しております。 海外研修では、USCの3期、UCLAの1期、コロンビアの1期と参加させていただき、異文化に触れることはもちろんのことですが、新しいものを自分の中に取り入れていくのに、海外のエビデンスベースの歯科医療がすごく勉強になりました。また、論文抄読会にも参加させていただいております。日々の診療の忙しさから論文を読む機会はなかなか少ない 歯科衛生士セッションでの予防に関するセミナーも開催しています。 日本独自の取り組みにより、今後われわれの治療の取り組みが日本から海外へ広がる活動をしていくつもりです。アジアや他の先進国が、超高齢社会に突入した日本と同様の問題にいずれは直面します。これらの国々に対して、多くの歯科医療の課題をJAIDが提言できればとの思いです。 言葉のハンディキャップや異文化との接触には摩擦が生じることがあります。しかしわれわれは、現在の日本の歯科医師の持っている可能性を信じています。「焦らず、止まらず」(新渡戸稲造)の気持ちを維持して。 これまでのJAIDとこれからのJAID95

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