デンタルアドクロニクル 2016
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98JAID特集  プラサット・クラヴァン遺跡の前で行われた各国のICOIの理事が集合して(図7)。同遺跡にて、日本からの参加者の記念撮影(図8)。同遺跡で行われたガラパーティーの様子(図9)。アンコールトムでの観光の様子(図10)。研究科インプラント・口腔再生医学教授の春日井昇平先生が「How to avoid problems in dental implant treat-ments」(図5)、元ICOI会長、ニューヨーク大歯学部教授のDr. Ady Paltiが「New Techniques, Materials, and Instruments for Sinus Elevation In the Daily Practice Including Troubleshooting」(図6)と題し、各先生方が最新のトピックスをふまえた講演を行った。 質疑応答では30分以上となる場面もみうけられ、学術的な活動への積極性を示した。 14日(土)にはガラパーティー開催された。シェムリアップの郊外にあるアンコール遺跡のひとつでもあるプラサット・クラヴァン(Prasat Kravan)で盛大に行われた(図7、8)。この寺院は、ヒンドゥー教のピラミッド型で、すべてがレンガ造りという特徴を持っているそうで、大変趣のある場所だった(図9)。2015年3月に米国のオバマ大統領夫人であるミシェル・オバマ氏がカンボジア・シェムリアップを訪問した際に歓迎式典が行われた会場として使われた神秘的な空間でカンボジアの伝統舞踊も披露された。 今回は、学会会場から伝統的な乗り物(トゥクトゥク)で約10分ほど移動したところにある世界遺産のアンコールワット・アンコールトムに観光もすることもできた(図10)。 アンコールトムはジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったといわれている場所で巨大な樹木が遺跡を包み込む光景はまさに圧巻であった。 今年のICOIアジアパシフィックセクションでは学術研修はもとより、観光にも恵まれた開催地であった。 毎回学会では、色んな刺激をうけ自分のモチベーションを上げているのだが、今回も実りのある3日間だった。図9図10図7図8

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