デンタルアドクロニクル 2016
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2015年 刊行物一覧ノンメタルクラスプデンチャー長く使える設計の原則からメインテナンスまで●谷田部 優:著 ●148頁 ●A4判変型 ●定価本体:8,200円(税別)審美的で組織を傷つけないノンメタルクラスプデンチャーのために!有床義歯見分けて治そう!歯科金属・材料アレルギー歯科金属アレルギー1000症例の科学的根拠に基づいた分析からわかった診断と処置●高 永和/高理恵子:編著/荒島由枝/魚島勝美/江草 宏/島津恒敏/中野 環/樋口鎮央/峯 篤史:著●116頁 ●A4判変型 ●定価本体:4,800円(税別)読み終える頃には歯科金属アレルギーの診断と 患者さんへの対処がきっとわかる!臨床一般抜歯・小手術・顎関節症・粘膜疾患の迷信と真実口腔外科&口腔内科における ●湯浅秀道/安藤彰啓:編著/宮下裕志/長尾 徹/大儀和彦:著 ●160頁 ●A4判 ●定価本体:7,000円(税別)都合のよい論文・アウトカムのみを選択して エビデンスとしていませんか?口腔外科 パーシャルデンチャーにも、審美性、感覚への配慮、歯を削らない、といった患者さんからの要望が高まっている。これに応えるように、近年使用される機会が増えている「ノンメタルクラスプデンチャー(ノンクラスプデンチャーともよばれる)」は臨床先行の義歯で、これまで補綴学的な立場で呈示された設計指針、適応症例の選択基準が示されていないことが問題だった。 本書は、樹脂材料・適応症・製作のフローを通してノンメタルクラスプデンチャーを理解し、そして、設計・製作の要点、装着後の調整、メインテナンスを通して、歯科医師と歯科技工士が共通理解のもとで、より満足度の高い、審美的で組織を傷つけないノンメタルクラスプデンチャーが製作できるように、わかりやすく解説する。 歯科金属・材料アレルギーの症状は、口腔内よりも、むしろ全身に、さまざまな皮膚症状として現れる。歯科金属アレルギーは、口腔内の金属が口腔粘膜や消化管から吸収され、血行性に全身に運ばれ、到達した部位で皮膚アレルギーを起こす「全身性接触皮膚炎」として表現されるのである。国内・海外の学術雑誌に認められた歯科金属・インプラント・純チタン・レジンアレルギー症例を掲載。歯科が難治性の皮膚炎の患者さんを救うかもしれない。GPのためのわかりやすい解説の本。 好評を博した既刊『歯周病学の迷信と真実』をベースに、口腔外科・口腔内科系の分野で企画した第二弾。抜歯(14編)、小手術(11編)、顎関節症(3編)、粘膜疾患(8編)、口腔顔面痛・診断(7編)、全身疾患との関連(10編)の、主に開業現場で役立つ計53編のテーマから構成される。関連論文の解説を交えながら、迷信に対するエビデンスの確信性や推奨度を提示し、患者の状況や自身の経験や技量などとあわせて、臨床で“いかにエビデンスを利用するか”がわかる実践書となっている。一般歯科医から研修医、口腔外科医まで広く役立つ、真のEBMが学べる1冊。 160

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