デンタルアドクロニクル 2019
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アライン•テクノロジー社の挑戦  巻頭特集285図5 プログレス・アセスメント。カラーコードを参照し、治療計画の進捗をモニタリング。緑:治療計画通りの進捗、黄:治療計画に基づいた動きではない、紫:治療計画と反対への移動、灰色:動いていない。ない場合と治療した場合のイメージを見せ、さらにそのイメージを印刷してお渡しします。ご希望があれば、メールでもアウトカム・シミュレーターの結果を送付しています。そのことで、患者さまの母親が帰宅後に患者さまの父親(夫)と相談しやすくなり、治療を決断することにつながっています(図7~9は実際の矯正症例)。――今後もマウスピース矯正治療を希望する患者は増加するのでしょうか?賀久:Align Technology社からは混合歯列期向けの矯正治療装置が発売予定と聞いています。今後はより一層、混合歯列期の矯正治療にも注力したいと考えています。 また、マウスピース矯正治療で痛みの少ない矯正治療を受けた子どもたちが大人になり、子どもに矯正治療を受けさせるときは、やはりマウスピース矯正治療を選択するのではないでしょうか?そのような観点でも、マウスピース矯正治療を受ける患者は増え続けると考えます。図6 タイム・ラプス。時系列のデータの比較に便利。ルーペを当てた部分のデータは動画で確認が可能。事例は正中離開の歯の移動の確認。AfterBefore

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