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切除療法後メインテナンス

【読み】
せつじょりょうほうごめいんてなんす
【英語】
periodontal maintenance following resective therapy
【ページ】
36

キーワード解説

切除療法後メインテナンスとは、治療後メインテナンスの1つで、動的治療で歯肉や骨、場合によっては歯根を切除し、プロービング値を小さくする外科処置後のメインテナンスである。切除療法では、深いポケットが歯肉退縮に変換されるため、歯肉溝はシャローサルカス(健康歯肉溝)になり、根面の露出が大きくなる。したがってメインテナンスでは、シャローサルカスの悪化(歯肉炎による歯肉の腫脹)と根面う蝕や知覚過敏に配慮した対応をしていく。切除療法後は、比較的問題が再発しにくいが、処置が妥協的なならざるをえない場合もあり、術後にポケットが残存していたり、部分的にディープサルカスで治っていることもある。そのため、メインテナンスでトラブルが発生することもある。