Quint Dental Gate 歯科のコミュニケーションサイト

文字サイズ
標準
特大

キーワード

編集部が厳選してお届けする歯科関連キーワードの一覧ページです。会員登録されると、キーワード検索機能が無料でご利用いただけます。会員登録はこちら≫≫≫

骨造成

【読み】:こつぞうせい
【英語】:bone augmentation
【書籍】: インプラント YEAR BOOK 2007
【ページ】:12

キーワード解説:

骨欠損部の骨を増大させる術式の総称。インプラント治療の優位性が示されるにつれ、術者・患者ともに適応症拡大への期待が高まり、従来インプラント治療には適応症とされなかった水平的・垂直的骨量不足に対して、何らかの骨量の増大を行う術式の開発が急務となった。また近年は、インプラント治療の成功基準として審美性の回復が加わるなど、インプラント埋入の後に骨造成の技術を用い、インプラントと天然歯・歯肉との調和を達成する必要性が唱えられている。こうした2つの流れから、1990年代より、各種骨造成が広く行われるようになった。骨造成には現在、多種多様な術式があり、自家骨移植、他家(同種)骨移植、GBR(Guided Bone Regeneration:骨再生誘導法)、仮骨延長/歯槽骨延長、上顎洞底挙上術などに関する研究・臨床応用が行われている。