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キーワード解説:
咬合支持を有する領域が両側性に第二小臼歯まで存在すれば、積極的に補綴しなくとも、著しい残存歯の歯槽骨レベルの減少や顎機能異常の発現がみられることは少ないとする概念。1981年にオランダの補綴医Käyser AFが提唱したこの考え方は、今まで主にヨーロッパを中心に支持され、適用されてきたが、最近の高齢社会などの背景もあって、わが国でも日本補綴歯科学会などでシンポジウムが数回開催されるなど、注目される考え方となってきている。