キーワード解説：

個人事業を営む場合は、毎年1月１日から12月31日までの１年分についての帳簿を締め、事業活動の結果と財政状態（財産・債務などの状況）についての成績を数字で表さなければならない。これを「決算」という。決算したことによってつくられる成績表（通信簿）が「決算書」で、「貸借対照表」と「損益計算書」が該当する。作成された決算書にもとづいて、個人事業の場合は２月15日から３月15日までに確定申告することになる。医療法人の場合は、決算期までの１年間の決算書を作成し、決算期末日から2ヵ月以内に申告する。経営分析にあたっては、この決算書がベースになる。