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流動比率と固定長期適合率

【読み】:りゅうどうひりつとこていちょうきてきごうりつ
【英語】:current ratio and fixed assets to fixed liability ratio
【書籍】: 歯科医院経営実践マニュアルVol.12 歯科医のためのチョッとおしゃれな経営分析
【ページ】:86~94

キーワード解説:

流動比率も固定長期適合率も支払能力を見る比率。歯科医院の短期的な支払能力は「流動比率」によってチェックする。この流動比率は、流動資産と流動負債の割合によって流動負債の返済能力を見ようとするもので、わが国の平均的な流動比率は、140~180%程度となっている。歯科医院においても、状況は変わらず、健全経営のためにも、140%程度の水準は少なくとも維持する必要がある。一方、設備投資などの長期の調達資金の支払能力を分析する指標には「固定比率」と「固定長期適合率」があるが、自己資本の少ないわが国の実状では、固定長期適合率で見るほうが合理性があるといわれている。固定長期適合率は、自己資本+固定負債と固定資産の割合によって示されるが、70~80%程度が一般的で、低いほど良い比率となる。