キーワード
キーワード解説:
CT撮影などにおいて、被写体に金属物(金属クラウンなど)により、放射線の透過が少ないためコンピュータ計算ができなくなり、再構成された画像が乱れてしまうこと。特に、体内で原子番号の高い金属を使用する歯科領域においては、画像上に顕著な金属アーティファクトが現れ、診断したい部分のデータを乱し、正確な診断の妨げとなるほか、CT値の等値面を利用するCAD/CAMテンプレートの製作などを困難なものとする。2007年時点では、医科用CT、歯科用コーンビームCTともに、この問題を完全に解決するまでには至っていない。