キーワード
キーワード解説:
通常、プラットフォームから先端にかけて細くなる形状をもったインプラント。パラレルウォールドインプラント(ストレート型)に比べてより歯根と近似した形状であるため、解剖学的制限を受けにくく、インプラント間の近接を避けられる、埋入時間が短縮できる、といった特長がある。また、側方に切削が可能なドリルを使用するため、水平的な埋入ポジションのコントロールが容易である。しかし、テーパードインプラントは、パラレルウォールドインプラントに比べて形成窩と埋入深度に厳密な相関関係があるため、垂直的な埋入ポジションのコントロールは困難である。こうした点を踏まえ、部位や骨質に応じて双方のインプラントを使い分けることが推奨される。