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開かれた質問/閉じた質問

【読み】:ひらかれたしつもん/とじたしつもん
【英語】:open-ended question/closed question
【書籍】: 患者ニーズにマッチした歯科医療面接の実際
【ページ】:25

キーワード解説:

開かれた質問とは質問された者が自由に答えることのできる質問法で、自由質問法、開放的な質問ともいう。例としては、「どうしました?」「どのような症状ですか?」など。医療面接の最初に用いられることが多く、利点としては質問された患者が自分の考えを自分の言葉で話すため、回答者は満足感を得ることができる。欠点としては、質問された者が自由に答えてしまうため、話の収拾がつかなくなってしまう恐れがあり、冗長になることがある。これとは反対に、質問された者が「はい」「いいえ」で答えることができる質問法を閉じた質問(または閉鎖的質問)という。従来の問診で多く用いられていた。例としては、「歯が痛みますか?」「冷たい物がしみますか?」など。短時間で的確に情報を得ることができる反面、質問された者が受身となってしまい、回答者自身の考えを伝えづらくなる。