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組織の成熟度

【読み】:そしきのせいじゅくど
【英語】:maturity level of organization
【書籍】: 歯科医院経営実践マニュアル『驚異のミーティングで医院経営が変わる』
【ページ】:26

キーワード解説:

院内のマネジメントでは、組織の成熟度、成長段階に合ったマネジメントスタイルをとることが重要となる。組織の成長段階は大きく3つに分けられる。第1段階は「ボス・マネジメントスタイル」で、組織の成熟度が低い段階で、トップ(院長)が主体的・積極的に医院全体をリードしていく必要がある。とくに、組織風土や医院文化といった、目に見えない医院の土台を固めていく段階である。第2段階は「インタラクティブ(双方向)・マネジメントスタイル」で、院長とスタッフが目指すべき方向を共有して、医院をさらに成長・発展させていくことになる。第3段階は「エンパワーメント(権限委譲)・マネジメントスタイル」で、スタッフが主体的に医院運営を担っていく段階。院長の役割は、医院の目指すべき方向・ビジョンをスタッフに浸透させ、現場レベルで確実に遂行されるように支援していくことにある。このように組織の成熟度に応じたマネジメントスタイルを確立していくことで、組織の持続的な発展につながっていく。