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歯周治療の検査

【読み】
ししゅうちりょうのけんさ
【英語】
treatment of periodontal disease examination
【書籍】
歯科衛生士 2009年1月号
【ページ】
48

キーワード解説

歯周治療の検査には、患者さんの環境因子や全身状態を知るための問診および歯周組織検査がある。これらの検査は歯周病の診断や歯周治療計画立案を目的として行う。また、歯周治療後、治療効果を判断する際の再評価としても必要である。問診では生活背景や全身疾患などについて情報を収集する。歯周組織検査では、プロービング値、プロービング時の出血(BOP)、排膿の有無、さらに動揺度や根分岐部病変の確認、咬合関係のチェックなどを行う。エックス線写真から骨吸収や骨形態、根分岐部病変などを読みとったり、数値で記録することが難しい口腔内の状態を記録するために口腔内写真を撮影することも必要である。