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印象用コーピング

【読み】:いんしょうようこーぴんぐ
【英語】:impression coping
【書籍】: QDT 2009年2月号
【ページ】:16

キーワード解説:

印象用コーピングとは、口腔内のインプラントプラットフォームの位置をインプラントレベルで印象採得するために用いるパーツである。使用にあたっては、口腔内でインプラント体に連結し、その後寸法精度の高い印象材を用いて印象採得を行う。複数本の印象採得ではこれらをパターンレジンなどで連結し、トレー内での移動を避ける方法も用いられる。
 なお、インプラントの印象採得にはクローズドトレー法(トランスファー印象)とオープントレー法(ピックアップ印象)の2種類があり、印象用コーピングにも各インプラントシステム独自のものが存在する。また、インプラント体の埋入深度や歯肉の厚みなどに対応するため、複数の高径の印象用コーピングを用意されているシステムもある。さらに、クローズドトレー法用の印象用コーピングの尖端に、トレー内に取り込まれる形態のキャップを被覆することでラボアナログの連結をより確実にするシステムもある。