キーワード
キーワード解説:
エックス線読影力は、二次元的に映し出される「病態像」と「正常像」とを比較して、どこが異なるかを診断することが基本となる。そのためには、日常臨床においてエックス線写真を規格化することが不可欠であり、1枚のエックス線像に可能な限り多くの情報量が含まれるよう、工夫して撮影を行う必要がある。それにより、経時的変化も同一条件で観察することが可能となり、読影力のアップにつながる。なお、優先順位、効率、危険性、難易度などの面から考えて、それぞれの診断から導かれる治療法を、立案することが重要。