キーワード
キーワード解説:
1937年頃にMullerによって発表された、部分欠損症例や無歯顎症例に用いられるインプラントの一つ。施術に際しては、顎骨面と骨粘膜の間に、コバルトクロム合金などで製作したメタルフレームを設置する。設置されたフレームは支柱となる下部構造と一体になっており、この顎堤粘膜から突き出た支柱を活用して、歯冠補綴物や義歯の安定を図る。なお、骨膜下インプラントをモディファイしたものとして、より強固な固定を得るため、欠損部の歯槽頂に溝を形成し、そこにブレード形態を付与したフレームを挿入・設置する骨内骨膜下インプラントがある。