キーワード
キーワード解説:
インサイド・アウトサイドスキャニング法とは、歯冠修復において、フレーム(コーピング)製作にCAD/CAMシステムを用いる場合に行う操作である。具体的には、鋳造法と同様に支台歯上(あるいはインプラントアバットメント上)にフレーム形態のワックスアップを行い、そのうえでその形態をスキャニングし、フレーム設計を行う。これは「ダブルスキャニング法」ともいわれ、フレーム設計に注意を要する症例で(フレームに過保障を与える必要がある症例)において、CAD/CAMシステムによるフレーム設計の不備を補う方法として用いられる。