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セルフアジャスティングタイプの磁性アタッチメント

【読み】:せるふあじゃすてぃんぐたいぷのじせいあたっちめんと
【英語】:type of self-adjusting magnetic attachment
【書籍】: 磁性アタッチメントのDos! & Don’ts!
【ページ】:32

キーワード解説:

磁石構造体にポリアセタール(POM)製のキャップを被せた磁性アタッチメントで、このキャップにより磁石構造体上で0.4mmまでの上下動ならびに8°までの回転が可能となるため、これを義歯床に固定することで義歯の沈下・回転を許容し、さまざまなエラーを補うことができる特性がある(8°の回転は第一大臼歯部で約5.6mmの沈下を許容する)。磁石構造体の固定におけるセルフアジャスティングタイプの利点として、1)義歯を装着した後に粘膜が圧縮されて義歯が沈下するセトリングによる変化に対応できる、2)義歯製作時に磁石構造体を組み込んで完成させることができる、3)長期的な変化にも対応できる、の3点がある。