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執筆状変法把持法

【読み】:しっぴつじょうへんぽうはじほう
【英語】:the modified pen grasp
【書籍】: Q&Aで悩み解消! 図解 SRPテクニック
【ページ】:16

キーワード解説:

執筆状変法把持法とはキュレットの持ち方の1つで、別名「改良執筆状把持法」「モディファイドペングラスプ法」などと言われる。特にグレーシーキュレットの疲れにくい持ち方として推奨される。
正しい執筆状変法は、「親指、人差し指、中指の3本の指先で把持する」「3本の指はキュレットの軸を中心として正三角形を描くように位置させる」「中指はなるべく伸ばし、爪の横あたりにキュレットを置く」「キュレットの柄は、人差し指の付け根あたりに置く」「親指、人差し指、中指は同じ高さで把持しない」ことがポイントとして挙げられる。
SRPの際、どの部位へアプローチするにあたってもこの持ち方が基本となり、歯石除去時の細かなコントロールは指先で行う。ポイントをはずしてSRPを行うと術者の疲労度が高くなったり、歯石を取り残しやすくなる場合もあり、正しい把持が必要となる。