インプラント一次手術時の歯槽頂切開のアシスタントワーク
- 【読み】
- インプラント一次手術時の歯槽頂切開のアシスタントワーク
- 【書籍】
- これでバッチリ! インプラント治療のアシスタントワーク 中巻(歯科衛生士臨床のためのQuint Study Club)
- 【ページ】
- 27
キーワード解説
インプラント一次手術時の歯槽頂切開は、通常、角化歯肉内に入れられるが、実際には歯槽堤は頬側から吸収している場合が多いことから、やや舌・口蓋側よりに切開が入れられることが多い。そのため下顎の歯槽頂切開時は、舌と頬の排除に注意する。舌の排除は剥離子やミラーで行うが、ミラーを使用する際には内面を術部に向けることで、術野を照明することができる。また、舌の排除とともに口腔底粘膜を一緒に排除することで、舌側の歯肉歯槽粘膜境が明瞭となり、歯科医師が切開しやすくなる。