キーワード
キーワード解説:
メタルセラミックスの製作において、メタルコーピングの表面に、まず築盛・焼成する陶材。事後築盛する歯冠色陶材とメタルとの結合、メタル色の遮蔽および歯冠色の基礎色になるという役割をもつ。歯冠色陶材(ボディ色、エナメル色、トランスルーセント色、サービカル色など)との違いは、着色材と乳濁材の添加量の違い(オペーク陶材のほうが多い)にある。また、メタルセラミックス製作時にはオペークを含め、複数回の焼成を行うことになるが、焼成を重ねてもメタル面が露出しないように、歯冠色陶材よりも軟化点(陶材が軟化しはじめる温度)が高く設定されている場合が多い。