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生体活性ガラス

【読み】
せいたいかっせいがらす
【英語】
bioactive glass
【書籍】
99症例で知るインプラント日常臨床
【ページ】
11

キーワード解説

金属酸化物から成る吸収性の合成物質。医科・歯科領域における骨欠損修復、および皮膚外傷治療用の生体材料として応用されている。生体活性ガラスは、生体内に移植されると自ら活性化して骨と直接結合し、その際ガラス表面にリン酸カルシウムとシリカリッチの反応層を形成する。この作用によって、充填した欠損部位を安定させ、組織を呼び込み成長をうながす足場を維持することができるという特長がある。