キーワード
キーワード解説:
CAD/CAMによって製作したジルコニアフレーム上に所用の形態のワックスアップをしたのち、ロストワックス法によって鋳込んで接合するもの。一般的に、CAD/CAMを用いたオールセラミックスは、CAD/CAMによって製作されたフレームワーク(ジルコニアなど)のうえに、長石系陶材を築盛・焼成するものである。しかし、特に臼歯部における前装用陶材のチッピングがしばしば問題になっており、強度的にすぐれるプレスセラミックに対する注目が高くなってきている。だが、プレスセラミックは臨床的な長期経過観察が現時点では皆無であること、さらに長石系陶材を用いたオールセラミックスよりも色調再現性が劣り、ステインを用いて色調を合わせねばならないといった欠点がある。