キーワード
キーワード解説:
抜歯後、歯槽堤はリモデリングが進み、6ヵ月で水平的にその60%を喪失すると予測されている(Carlssonら、1967)。補綴物を理想的な位置に装着するために、さまざまな術式が発展している。
三次元的に適切な位置にスタンダードの径のインプラントを埋入するために、頬舌的な骨幅を増大する術式には、骨誘導再生法、歯槽堤拡大術、仮骨延長術、ブロック骨移植術などがあり、インプラント埋入と同時(同時法)、または埋入に先立ち(段階法)実施する。概して水平的歯槽堤増大術の予知性は高く、増大された歯槽堤に埋入されたインプラントの生存率も良好である。