キーワード
キーワード解説:
インプラントオーバーデンチャーに応用される磁性アタッチメントには、開磁回路と閉磁回路とがある。旧来、欧米を中心に広く用いられていた開磁回路は、磁力線が空気中に広がるため磁力が落ちてしまい吸引力が低い。一方、現在おもに日本国内で用いられている開示回路は、最新のレーザー溶接により磁力をハウジングでしっかりと囲うことで、耐久性が飛躍的に向上している。また、磁力線が効果的に流れるようにマグネットとキーパーを巧みに組み合わせた閉磁回路により吸着面に磁束が集められるため、小型で吸引力も著しく向上している。