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歯間乳頭形成の難易度分類

【読み】:しかんにゅうとうけいせいのなんいどぶんるい
【英語】:classification of the degree of difficulty to form interdental papilla
【書籍】: 別冊 インプラント長期症例成功失敗の分岐点 OJ 10年の軌跡
【ページ】:76

キーワード解説:

Salama H、Salama Mらは、Tarnow DPらが提唱した天然歯における歯間乳頭の再生に関する研究結果に基づき、インプラント治療における歯間乳頭形成の難易度分類を提唱した。具体的には、歯冠部のコンタクトポイントの最根尖側から歯冠部歯槽骨頂までの距離(Interproximal Height of Bone:IHB)により、以下の3つに分け、治療における指針を示している。Class 1(IHBが4~5mm;軟組織の審美的な結果を得る可能性が高い)、Class 2(IHBが6~7mm;慎重に対応すべき。コンタクトポイントの位置をさらに根尖側へ移動させる必要あり)。Class 3(IHBが7mm以上;軟組織の審美的な結果を得るのがもっとも困難)。