キーワード
キーワード解説:
インプラント周囲の骨治癒の初期過程における、インプラント表面への直接的な骨形成。インプラント表面に移動し、分化した骨芽細胞が骨を形成していく(de novo bone formation)。周囲既存骨からインプラントへと骨が徐々に添加していくために骨形成に関与しない細胞が介在しうるdistance osteogenesis(隔離性骨形成)に比べ、臨床的にすぐれた治癒形態と考えられる。また、上顎臼歯部のような海綿骨成分の多い部位では、インプラントの初期固定を得るうえでcontact osteogenesisがきわめて重要と考えられている(Davies, 2003)。