キーワード
キーワード解説:
パーシャルデンチャーを製作する際、さまざま角度から模型を観察し、分析をしたうえで、多くの設計のなかから選択した最終的な形のイメージを膨らませる。それらの設計作業にともない、設計をより具体的にするのに必要不可欠なのが「サベイイング」である。サベイイングは、模型上の支台歯、鉤歯(残存歯)や顎堤の最大豊隆部を調べると同時に、相互の平行性などを確認するために行う。安定したパーシャルデンチャーを製作するための3要素支持・把持・維持の設定が可能となり、同時に着脱方向も決定される。