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抜歯窩形態の分類

【読み】:ばっしかけいたいのぶんるい
【英語】:classification of extraction socket morphology

キーワード解説:

上顎前歯部1歯欠損のインプラント治療における抜歯窩形態の分類。
Class 1は、抜歯窩の周囲組織が硬・軟組織ともに正常である。矢状面からみた唇側骨の厚みが1mm以上あるもの(Div i)と矢状面からみた唇側骨の厚みが1mm以下のもの(Div ii)に分けられる。
Class 2は、抜歯窩の周囲組織が唇側に限局した歯槽骨の裂開や軽度の軟組織の退縮がある。軟組織は正常で硬組織に軽度の裂開があるもの(Div i)と軟組織に軽度の退縮があり、または硬組織の裂開が顕著なもの(Div ii)に分けられる。
Class 3は、抜歯窩の周囲組織が軟組織は正常または退縮があり、硬組織の欠損が一方の隣在歯にまで及んでいる。軟組織が正常なもの(Div i)と、軟組織が退縮または歯間乳頭の喪失があるもの(Div ii)に分けられる。
Class 4は、抜歯窩の周囲組織が軟組織は正常または退縮があり、硬組織の欠損が両隣在歯にまで及んでいる。軟組織が正常なもの(Div i)と、軟組織が退縮または歯間乳頭の喪失があるものに分けられる。