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味覚検査法

【読み】
みかくけんさほう
【英語】
gustometry
【書籍】
別冊 臨床家のための 矯正YEAR BOOK ’12
【ページ】
98

キーワード解説

わが国の医療施設で行われている味覚検査法には、(1)電気味覚検査法と(2)ろ紙ディスク法がある。(1)は味蕾に存在する味細胞を電気刺激する方法で、主に味覚伝導路の異常を診断する。(2)は濃度の異なる各味質(甘・酸・塩・苦)に対する味覚感受性を診断する方法である。味覚検査の測定部位は左右3か所、合計6か所に設定し、口腔の味覚を支配している3つの味覚神経(鼓索神経、舌咽神経、大錐体神経)の異常の有無と感受性について判定する。