専門情報検索 お試し版

3級窩洞の充填

【読み】
さんきゅうかどうのじゅうてん
【英語】
Class 3 Direct Restoration
【書籍】
1からわかるコンポジットレジン修復
【ページ】
134

キーワード解説

フロアブルコンポジットレジンとペースト型コンポジットレジンを併用する方法は次の手順で行う。(1)接着操作が終了した窩洞にフロアブルコンポジットレジンでライニングを行う。まずフロアブルのノズル先端を窩洞の口蓋側歯頸部に置いて、少しずつレジンをだしながら口蓋側壁に沿って切縁方向に動かし、窩洞の奥まった部分と壁面をレジンで覆う。(2)フロアブルコンポジットレジンを所定の時間硬化させる。この時点でマトリックスはレジンで固定され、口蓋側部分と窩洞面はフロアブルで被覆されている。(3)ペースト型コンポジットレジンを填入し、付形する。(4)所定時間を光硬化させる。(5)硬化後、マトリックスを除去する。